絹製品へのこだわり

呉服と言えば絹といった時代がありましたが、昨今は
絹と見間違うよな見た目や肌触りの、質の高い化繊商品を
よく見かけるようになりました。

化繊は洗濯ができる、水に強いといった利便性もありますが
年々、絹糸の入手が難しくなり、染織職人や工房が減っている中で
絹素材にばかりこだわっていられない、という背景も
あるのかもしれません。

ですが、おびやはあえて「正絹」
そして「伝統的手法」によってつくられた製品を主軸に

商品をラインナップしています。

絹糸や職人さんが施す、本物の染めや織の素晴らしさを通じて
洋服ではなかなか味わえない
「”絹”と”伝統”をまとう」という贅沢を
皆さまに味わっていただきたいからです。

この贅沢で無二な、伝統的呉服文化の魅力を
少しでも多くの方に知っていただけるよう…そして
次の世代にも引き継いでいけるよう、
おびやは全力で取り組みます。

帯芯へのこだわり

「帯の良し悪しは締めてから分かる」とも言われており、
特にお仕立ての際の帯芯選びにより
帯の仕上がりが大きく左右されます

例えば、「絹芯」と聞くと「綿芯」よりも良いもの、
と感じるかもしれませんが、決してそうでなく
帯の性質によって綿芯の方が適している(仕立てが良くなる)帯もあるのです。

おびやでは何十種類もある中から、
何十年の専門店の目線・経験から自信を持って
帯1本1本に対し、もっとも適した帯芯を選んでおります。

帯芯は、帯地といかに密着させるかが重要となります。
おびやで使用する帯芯は全て、両面に細かな“起毛”が入った
ランク上の起毛芯を使用しており
帯地と帯芯をしっかりと密着させられるため
帯を一番美しい状態に仕立て上げることができます。

皆さまがご購入された帯を
最高の状態でお届けさせて頂きます
お任せ下さい!

絹芯と綿芯の違い/袋帯に合う帯芯、紬の帯に合う帯芯/カラー芯のお洒落な使い方/ちょっと珍しい帯芯「真綿引き芯」など