着物上級者ですら憧れる、宮古上布
日本工芸会正会員 新里玲子氏 手織り
お着物を、究極の紬帯!
[名古屋帯](夏/単衣)宮古上布 日本工芸会正会員 新里玲子 作
手摘み苧麻糸 木麻黄染 八寸帯 正絹 日本製(商品番号:20856)
この佇まい。ただものじゃありません。
宮古上布は沖縄県宮古島で作られる上布
最高級の麻織物です。
(国の重要無形文化財に指定されています)
宮古上布が貴重である理由。それは
苧麻(ちょま)という植物の繊維を使い
一本一本手で裂いて糸を作るのですが
この作業だけでも数カ月かかると言われており
大量生産ができません。
しかもこちらの帯は、八寸名古屋帯。
九寸帯よりもさらに太い苧麻糸でないと
織れないそうですが、その糸が無い、とのこと。
そのため宮古上布の八寸帯は、まず
市場に出回りません。
ここまでの話で、もうお腹いっぱいに
なりそうですが、ここからまだ
・糸染め
・手織り
・砧打ち(きぬたうち)
と、長い長い工程を経て
やっと織り上がるのです。
詳細は割愛しますが…と言いつつ、
ひとつだけ言わせてください!
宮古上布をご存じの方は
「色がイメージと違う」
と感じられたかもしれません。
こちらは皆さまがイメージされる
琉球藍(沖縄本島産の藍)ではなく
木麻黄(モクマオウ)のを使っており
墨黒グレーに、少し焦げ茶を混ぜたような
渋~い色合いなのですね。
同じような風合いの宮古上布は
なかなか見つからないと思います。
コーデの話というより
宮古上布の話になってしまいましたが
ご興味がある方は
帯の詳細は、商品ページをご覧ください。
(画像をクリック→おびや公式店に飛びます)