ある日のこと。
ご年配の女性で賑わう都内某商店街を歩いていると、美しい女性とすれ違いました。

若くてスレンダーなモデル然とした人？
―――いいえ。他の買い物客と同年代と思しき、70歳前後の小柄な和装の女性でした。

涼し気な淡色の麻着物に、ささっと結んだ琉球半幅帯。一目で「着物を着慣れている」と分かる、こなれ感。
まるでスポットライトに照らされたかのように輝く、その和装女性に、しばし目が釘付けになりました。

この時に、改めて思ったのです。
和装は日本人らしい姿貌を、一番美しく映すのだと。年齢を問わず・・・むしろ、
年齢（とし）を重ねるほど女性を美しく輝かせることができるのだと。

大人だからこその装いで、いつまでも魅力的に。
おびやは和装を愛する皆さまを、全力でサポートいたします。